電気代の節約はイコール節電です。ここでは少しの手間でできる節電方法を紹介していきます。
各家庭には契約アンペアというものがあるのをみなさんご存知でしょうか?
下の図が各契約アンペアの料金表です。
契約アンペアごとの基本料金(円/1ヶ月あたり)
| アンペア(A) | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
| 料金単価(税抜き/円) | 260 | 390 | 520 | 780 | 1040 | 1300 | 1560 |
一般的な家庭なら30A〜40Aで十分電力はまかなえます。自分の家の契約アンペアがわからないという人はブレーカーをチェックしてみてください。
ちなみに下記の写真は管理人しんの家のブレーカーです。

上の料金表は管理人の住んでいる名古屋の電力会社のものですが他の地域でもだいたい同じような料金体系です。もし自分の住んでいる地域の基本電気料金を知りたいという方は各電力会社のホームページでチェックしてみてください。
家庭で使われている電力消費量の約1割が待機電力と言われています。
待機電力とは電化製品を使っていないのにコンセントをさしているだけで消費されてしまっている電力のことです。
リモコンで動作するテレビや常時時計の表示のある電子レンジなど家庭にはたくさんの待機電力のかかっている電化製品があります。
下に主要な電化製品の待機電力を図にしてみましたのでご覧ください。
| 電化製品名 | 待機時消費電力(W) | 年間電気代 |
| テレビ | 1.5W | 300円 |
| CDラジカセ | 3.5W | 700円 |
| エアコン | 4.6W | 900円 |
| ビデオ | 6.9W | 1300円 |
コンセントがささっているだけでこれだけムダな電気を使っているのがわかってもらえましたでしょうか?
スイッチ付きタブを利用しよう
ムダな待機電力をなくすには使っていない電化製品のコンセントをプラグから抜くのが一番、なんですがこれってけっこうめんどくさくてつい忘れちゃいますよね。
そういう時は複数のプラグがついた電源タップを使うのが効果的です。プラグごとにスイッチがついたスイッチつきタブならさらに簡単に消費電力をなくすのに一役買ってくれるというもの。
スイッチにわかりやすく”テレビ””ビデオ”などと記入しておけば使っていない電化製品がひと目でわかりますしスイッチを切るだけで消費電力の節約になります。
電気料金の計算方法
みなさんは電気料金がどのようにして計算されているかご存知でしょうか?
電気料金は基本料金・電力量料金・燃料費調整額によって決まります。
ここでは管理人しんの住んでいる地域の電力会社「中部電力」を例にとって計算方法を解説していきます。地域によって多少の差はあると思いますのでご了承ください。
基本料金
まず基本料金ですが、上の「自分の家に合ったアンペアに変更しよう」でも紹介した契約アンペアごとの基本料金が適用されいます。
| アンペア(A) | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
| 料金単価(税抜き/円) | 260 | 390 | 520 | 780 | 1040 | 1300 | 1560 |
電力量料金
使用した電気量に対してかかる料金です。
下の表を見てもらえればわかると思いますが、1kWh当たりの電気料金で、3段階の料金設定になっていて、使えば使うほど単価があがっていきます。
| 第1段階料金 | 最初の120kWh | 14円80銭 |
| 第2段階料金 | 120kWh以上300kWhまで | 18円98銭 |
| 第3段階料金 | 300kWh超過 | 20円42銭 |
燃料費調整額
為替レートや、原油、石炭などの燃料費に価格の変動があった場合に電気料金にすみやかに反映させるために設定されているのが燃料費調整額です。
この燃料費調整額は3ヶ月ごとに、算出される平均燃料価格との差に応じて設定されます。
■燃料費調整額の算出方法
燃料費調整額=燃料費調整単価×1ヶ月の使用電力量
この他、消費税などが加算されたものが月々の電気料金となります。つまり・・・
電気料金=基本料金+電力量料金+燃料費調整額+消費税
これが電気料金の計算式になります。
電化製品のワット数から電気料金を計算するには
大抵電化製品には消費する電力量が記載されています。
そこからその電化製品が消費する電力量を簡単に計算することができます。
電化製品に記載されてあるワット数の単位は大抵ワット(W)なんですがこれを時間で掛けたものが電力量になります。計算式は・・・
電力量(kW)=電力(W)×時間(h)
上記の表の電気料金のところを見てもらえればわかると思いますが、電力量の単位はkWhです。
1kWh=1000Wで換算してください。
電力量から電気料金を計算するには・・・
電力量(kWh)×14円80銭(第1段階料金の場合)=電化製品にかかった料金
となります。
この計算式を知っていれば、電化製品ごとにどれくらいの電気料金がかかっているのかおおよそがわかります。「この電化製品はこれだけお金がかかっているんだ」、と思いながら使えば電気を節約する意識もかなり変わってくるのではないのでしょうか。